ソーシャルセキュリティナンバー(SSN)必要書類から取得までの流れ


ソーシャルセキュリティナンバー(SSN)とは「社会保障番号」と呼ばれる9桁の番号。

アメリカ国民就労可能なビザを持つ外国民に対して発行されます。
日本で言うマイナンバーのようなものです。

<SSNでできること>
就労
銀行口座の開設
クレジットカード申請
運転免許の取得
賃貸契約
携帯電話の契約


などなど、アメリカで生活していく上では必須です。
今回、SSN取得までをまとめてみました。

E-2ビザを持つ駐在員(夫)とその配偶者(わたし)の取得方法になります。
取得時期は2021年10月です。

申請場所

最寄りの、社会保障局(ソーシャル・セキュリティ・アドミニストレーションオフィス:SSA)になります。

https://secure.ssa.gov/ICON/main.jsp
こちらのページにZIPコード(郵便番号)を入力すると、最寄りのSSAが検索できます。

ただし、入国して間もないとSSAに本人情報等届いていない場合があるため、入国後10日ほど経ってから申請に行くのがベターとされています。

※わたし達は入国後5日ほどでしたが申請できました。

必要書類

①申請書(SS-5)

SS-5と言われる申請書に必要事項を記入します。→https://www.ssa.gov/forms/ss-5.pdf
※書類はSSA内にもありますが、ダウンロードをして事前に記入しておくのをおすすめします。

②パスポート・VISA

③移民ステータスの証明書類(いずれか1つ)

・グリーンカード(パスポートに押されたI-551でもOK)
・労働許可証(I-766 EAD)
・出入国カード(I-94)→https://i94.cbp.dhs.gov/I94/#/home

※あるものは全て持って行くのが良いかと思います。


配偶者は下記2点も必要になります。

①婚姻証明書(英訳)

日本領事館で発行できます。
<必要書類>
・3ヶ月以内に発行された戸籍謄本原本
・申請者のパスポート+ビザ
・申請書(事前ダウンロード可)

<申請費用>
$11.00

<発行までの日数>
約1週間(5開館日)

※州によって異なる点があるかもしれないので、お住まいの州のサイトを確認した方が確実です。

②戸籍謄本(英訳)

日本から持ってきたものに英訳をつけ、原本・コピー共に提出。

※コピーに自分で英訳をつけ、持って行きました。

取得までの流れ

電話予約

取得をした州ではコロナの影響で、訪問日・訪問時間を電話予約する必要がありました。

電話が中々繋がらなく、夫は苦戦していました。
SSA開庁時間に電話をかけるのがおすすめです。

SSAへ

コロナ対策で人数制限をしているため、1組出たら1組入るシステムでした。
とにかくひたすら外で待ち続けます。寒かった…。

中に入ったら名前・予約時間・パスポートを確認をし、保安検査を実施。

その後、部屋内にある自動受付機にて来た目的を選び、番号を発券。
発券後は呼ばれるまでとにかく待ちます。

呼ばれたのは10:15頃でした。

窓口で書類を提出しいくつか質問がありましたが10分ほどで終了。

まとめ

結果として、申請から約1週間で2人分のSSNが無事届きました。(夫、ありがとう)

しかし、わたしが準備した書類は
・日本から持ってきた英訳していない婚姻届受理証明書
・なぜか発行番号が原本とコピーで異なる戸籍謄本(一言一句残らず英訳しましたが)
という、完全な不備書類でした。

人によっては申請が通らなかったのでは?むしろ申請通ったんだ?と今思うとかなりラッキーな感じだったのかなと思います。

ただ「必要ないと言われていた書類でも、人によっては必要」と言うことがアメリカでは平気であるみたいなので、用意できる書類は全て持って行くのが安心かと思います。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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